平成の終わり、令和の始まり
おはようございます。
平成が終わり、令和が始まりました。平成は色んなことがありました。
なに書こうかな、と考えました。
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平成の名勝負部門
ぽた' sセレクション金賞は…
でれでれでれー、でん!
2008年天皇賞・秋
にきまりましたー!!👏
動画はこちらから(netkeiba)
写真判定は13分にも及び、当時のG1での写真判定の長さ日本記録だそうです。着差はわずか2cm。日本史に残るライバル対決となりました。
主役はこの2頭。
ウオッカ…G1 7勝 生涯成績(10.5.3.8)
【主な勝ち鞍】
日本ダービー、JC、天皇賞・秋、安田記念×2、ヴィクトリアマイル、阪神JF
ダイワスカーレット…G1 4勝 生涯成績(8.4.0.0)
【主な勝ち鞍】
直接対決 ダスカ3勝、ウオッカ2勝
3歳時
4歳時
これが同世代のしかも牝馬です。
この歳の牝馬はアストンマーチャンにエイジアンウインズまでいますからね。歴代最強と言われた世代です。
今でも歴代最強牝馬候補と評される2頭が同世代に生まれた運命を楽しむかのように5度目の直接対決でほぼ5分の結果を残した。今見返しても直線は鳥肌がでます。
どちらもお母さんとしては輝かしい成績を現時点では残せていません。ウオッカは残念ながら、先日、少し早い旅立ちを迎えてしまいました。
しかし、この2頭が人々の記憶に残したものはこれからもずっと受け継がれていくことでしょう。
ダイワスカーレットならアーモンドアイを封じ込めるかも…
今でもそう思います。
彼女は今でもぽたの中で歴代最強牝馬です。
ちなみにこのレースぽたさん
◎カンパニー(11人気4着…)
ダイワスカーレットとの2頭軸馬券でした。昔から穴馬で4着getは得意だったようです(笑)
もっかい貼っとこ
惜しい…(笑)
皆さまの平成の名勝負はどのレースでしょうか?令和も名レースがたくさん生まれるでしょう。楽しみですね!
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最後に、今思うこと。
去年の秋口くらいからブログを始めた。Twitterでもたくさんの方とお話しするようになった。
仲の良いフォロワーさんも増えてきた。
有料配信までするようになり、色んな方に頑張っていることが認められ、感謝もされるようになった。
競馬は1人でもできるけど、やはりワイワイとみんなでやった方が楽しいですね!どーせやるなら楽しまないと!
令和も引き続きワイワイやっていきます!皆さまよろしくお願いします。
日本の芝はガラパゴス?〜世界の芝事情
今日は為になる記事でも書こうか。
そう思い立って、この記事を書きます。
10年ほど前から言われているこの事について考えてみます。
"日本の芝の高速化"
本当に日本の競馬はガラパゴスなの?
では早速。
まず、世界の競馬主要国(パート1)を分類分けすると大体こんな感じ。
アジア:日本、香港、UAE
オセアニア:オーストラリア
欧米:アメリカ、カナダ
欧州:イギリス、フランス、ドイツ、アイルランド
まずはアジア圏から
UAEや香港は日本馬も毎年のように遠征して、勝利していますよね。どちらも割と日本に近い馬場。
《UAE》
アーモンドアイが勝ったドバイターフは1800mで1:46.8、2014年にはジャスタウェイが1:45.5で走っています。日本のトップが行って世界を蹂躙するのだから、まぁ日本に近いですよね。
《香港》
記憶に新しいウインブライトが勝ったQE2世Sは2000mで1:58.8のレコードが出ました。実は香港のタイムの計測法は日本とは違います。1秒くらい変わると言われていますので、馬場は大きくは変わらないかな。坂の無い阪神競馬場みたいなイメージですね。
次にオセアニア圏
古くはデルタブルースのメルボルンC制覇や近年は、ブレイブスマッシュやトーセンスターダムが移籍してG1を勝利したりしていますね。
オーストラリアの競馬場はランドウィック、コーフィールド、フレミントンと3つ。どの競馬場も1200mで1:07台の時計が出ることもあり、日本に近い水準の時計だと言える。
次にアメリカ
アメリカはどちらかというとダートが主流。競馬場も日本とは逆で芝コースの外にダートコースがあります。なので芝は小回りコースが多いです。それでもヌーヴォレコルトが参戦したBC(ブリーダーズカップ)フィリー&メアターフの時は芝2000で1:57.8の勝ち時計。アメリカは芝もダートも割と速い時計の決着が多いです。
最後に欧州
日本とよく馬場が違う、勝ち時計が違うと比べられるのが欧州地域。特に凱旋門賞が行われるフランスですね。
実はフランスのロンシャン競馬場も高速馬場の時もあります。
東京芝1400mの日本レコードはムーンクエイクの1:19.5です。
ではロンシャンの芝1400mレコードは?
実は1:17.05(2015年メイクビリーヴ)なんです。そう、実は普通に高速馬場。
ちなみのこの日の凱旋門賞の勝ち時計は2:27.23でした。全然違いますね。
ではなぜ凱旋門賞は時計がかかるか。主に2つ。
・斤量(古馬牡馬は59.5kg)
・高低差(約10mの高低差、京都3コーナーは3m、中山の急坂でも5m)
凱旋門賞は重たい荷物背負って山登りをするんですよ。馬場が速くないというよりは単純にしんどいんですよね。
イギリスのエプソムやアスコットなんかも結構高低差があります。アスコットは22mくらいあるそうです。
どうでしたか?
私もキッチリ調べてみると結構意外な結果でした。この結果を見ても日本だけが芝が異常だということになるでしょうか?たしかに日本の勝ち時計は世界的に見ても速いほうかもしれません。ただ、それは馬場が硬すぎるというよりは走りやすい綺麗な馬場でコースも凹凸が比較的少ないことが要因ではないか。と思います。
ジャパンCに昔よりも海外の馬が来なくなったのは日本の馬が強いから。が一番の原因だと思います。多分芝2000〜2400なら日本が世界で1番レベルが高いんじゃないかな?
あとは日程ですね。欧州もアメリカもオーストラリアも11月ってその国で1番と言っていいくらい大きなレースがありますから。
今日は頑張ったよね。
よかったら褒めてあげてください(笑)
天皇賞・春予想〜平成最後の淀の祭典〜
おはようございます。
平成が終わります。平成を締めくくるG1が格式高い天皇賞というのはなんか良いものですね。
いろんなドラマがあった平成のG1を締めくくるにふさわしい良いレースを見たいですね!
では早速予想へ。
本命は◎クリンチャー
理由:好きだから(笑)
ぽたさんの現役ベストフェイバリットホース。ディープスカイ×ブライアンズタイムという血統の通り、まさに"重戦車"という異名がぴったりなお馬さん。
有馬記念、に続き6度目の本命。
凱旋門賞への挑戦&惨敗でいわれのない批判を浴びても、有馬記念で良い騎乗ながら全く見せ場がなくても、今年の淀の盾本命は君に決めていた。
え?なんだって?
馬場が速いから無理?
天皇賞春の8枠は無理?
そんなことは百も承知。愛は障害を乗り越えて深くなるのだよ。ふむ。
とまぁ、テキトーな感じはこのくらいにして、なぜ本命にできるのか?という見解に移りますね。
クリンチャー好走条件は以下2つ
①上がりのかかるレース
②京都コース
結構有名だと思いますが、なぜこの2つが得意なのかというところまで突っ込んでみます。
①上がりのかかるレース
これは単純ですね。クリンチャーさんは今をときめくディープインパクト(DI)産駒ではありません。11.5-10.5-11.1みたいな走るのは出来ないけど、時計がかかったり他馬が走りにくい状態でも11.8-11.8-11.8などで淡々と走ることが得意です。古馬になったゴールドシップもそんな感じでしたね。
イメージとしては
DI産駒はびゅっ!しゅぱっ!
クリンチャーはどどどど!ごごごご!
って感じ。
じゃあ、いつ上がりがかかるか
・雨が降って重馬場や荒れ馬場になる
・長距離戦
簡単に言うとこれですね。今回は3200m普通に考えたら上がりはかかるでしょう。過去5年の天皇賞・春のレース上がり3Fの平均は35.3です。このくらいかかってくれればクリンチャーさんの好走レンジです。
②京都コース
次はこれ。重たい重厚なタイプなのに1番軽い京都芝が得意なの?矛盾してない?という人もいると思います。
なぜ京都コースが得意なのか、
それは3コーナーからの下り坂です。
●京都コースの高低差(JRA.HPより)
京都芝の特徴は向正面の上り坂&3コーナー残り800m付近からの下り坂。
じゃあ、なんで下り坂が良いのか。それはクリンチャーさんは加速するのが絶望的に下手だからです。トップスピードに達するまで時間がかかるんですよね。東京や中山なら勝負どころで苦しくなるシーンが見られることが多いです。それが京都なら下りの勢いを使えるので楽に加速できる。クリンチャーに限らず加速性能に難のある不器用な馬は京都芝外回りを得意としているケースが多いです。メイショウベルーガとかそうでしたね。
ということで、
◎クリンチャー
この馬がG1馬になるには大雨宝塚記念か天皇賞・春しかない。惨敗続き、意外と人気は落ちないが最終10倍くらいまではいくだろう。
枠の並び的に最序盤が勝負。正直、結構入りは難しいと思う。最後方もあり得そう。3200mは長いのでそれでも良い。平成最後の天"皇"賞、三浦"皇"成に託した。
あとは
◯エタリオウ
◯フィエールマン
穴チェスナットコート、ロードヴァンドール
△メイショウテッコン、グローリーヴェイズ、ユーキャンスマイル
この辺りまでですかね。
以上、クリンチャー愛を叫んだだけの予想記事でした。
皐月賞回顧〜アドマイヤマーズ視点
お疲れ様です〜。
久しぶりに回顧記事更新。
まぁ、レースの一般的な回顧
サートゥルナーリア強い!
ヴェロックス斜行無ければ…
ダービーに向けてはこの馬だ!
などなど、いっぱいされていると思うのでぽたさんはしません!笑
アドマイヤマーズさんに特化した回顧をお送りします。
マーズさん本命の方是非お読みください!
皐月賞 1:58.1 59.1-59.0(ミドル)?
11.3-10.5-12.0-11.8-12.5-12.1-12.2-11.7-11.6-11.4
ポイントは4つ、4枚の写真で振り返ります。
①スタートでダノンに欲しいところ取られる
②向正面緩みで掛かり気味
③勝負どころ動く場所ない
④キレ勝負でワンテンポ待たされる
では行きましょー
【スタート】
①スタートでダノンに欲しいところ取られる
スタートで戸崎ダノンに入られてしまったのがこのレースの1番のポイントでしょうね。確かにここを取られなければ全く結果は違ったでしょう。ただ、ラップ的には12.3-10.5で割と速い。マーズさんはこれまでそんな速いテンで先行した経験はないので仕方ない気がします。個人的な意見ですが、マーズさんは逃げ馬ではなく差せるタイプの先行馬という位置付け。いけるに越したことはそりゃありませんが、プランBとしてあの位置はありでしょう。ミルコが悪いというよりはどちらかというとダノン戸崎のファインプレーでしょう。
【向正面】
②向正面緩みで掛かり気味
1000m地点付近の画像です。映像見れば分かるんですが、12.5あたりのラップで行きたそうに掛かり気味の追走になっています。この辺りの挙動が適正距離マイルだろうなという所以ですかね。
【残り600m】
③勝負どころ動く場所ない
残り600mの地点で動きづらく、まだ脚をためている(ためざるを得ない)状態。
ヴェロックスやサートゥルナーリアは外から徐々に加速態勢に入っています。
【残り300m付近】
④キレ勝負でワンテンポ待たされる
ここから追い出しづらくサートゥルナーリアを待ってから隣に出します。
結果的にはこれも痛かった。カメラワークで分かりにくいですが、ラスト1Fは実はマーズさん前の3頭と離されてませんからね。
③④に関しては良いか悪いかはラップ次第なところもあるので、ここでラスト4Fのラップを確認します。
12.2-11.7-11.6-11.4と3F加速ラップ戦となっていますね。
ということは圧倒的にコーナーで加速して勢いがつけられる方が有利なんですよね。直線でワンタイミング待つなんてどんだけ不利なことか。③④は結果的に致命的な不利でした。
ただ、ペース的にスローだったわけでもないのでミルコに非があるかと言われると難しいところ。
マーズさんはG1級のキレ勝負に対応できるほどではありませんが、キレない馬ではないので、仮に馬場がもう少しタフで12.2-11.7-11.6-12.4などであればワンテンポ待ったおかげで差し切っていた可能性もありますしね。そこは結果論なので騎手を責めるのは違うかな。ただ、もっと積極的に行って欲しかったという意見も分かります。
最後に、もう一度皐月賞やるよ。
って言われたら◎アドマイヤマーズにします。それくらい恵まれない可哀想な皐月賞になりました。レース後の今でも、前3頭とも差はなかったと思います。評価を落とす必要はありません。(古馬になって成長しなさそうなので、単なる朝日杯馬になってしまう懸念あり)
NHKマイルは巻き返そうぞ!!
桜満開🌸桜花賞!平成最後のヒロインは!?
おはようございます。
久しぶりの更新ですが、桜花賞の予想です。
まず土曜の阪神芝状態の確認。
1.33.8 35.6-34.1(-1.5)スロー
12.8-10.9-11.9-12.3-11.8-11.3-11.2-11.6
阪神牝馬S 1.33.6 35.6-33.6(-2.0)ドスロー
12.5-11.1-12.0-12.3-12.1-11.0-11.0-11.6
馬場傾向としては直線が異常に軽い
ことが挙げられます。2レースともスローバランスではありましたが、展開に加えて向正面と直線の芝の状態も影響していることでしょう。直線の馬場の軽さは異常レベル。また、逃げ馬も少ない今回の組み合わせで速くなることも想像し難い。
と言うことは…
前目から上がりを出せる馬が良い!
(当たり前すぎてすみません笑)
ということになります。
なので◎グランアレグリアです。
休み明け?早熟?出遅れ?ユーチューバー?など様々な不安点が取り上げられています。が、
1番強い馬(1番完成度の高い馬)に1番上手い騎手がまたがって1番良い枠に入って1番展開的にも恵まれそう。
これで1番人気ではないのだからこの馬から買う理由には十分。休み明けが不安視されてますが、この馬もともと休み明け以外で走ったことないので気にしなくて良いと思います。
グランアレグリアが前目につけて前が恵まれる展開で連れてくる馬は?と考えた場合、
◯ダノンファンタジーになってしまいますね。
グランアレグリアをばちばちに意識している川田騎手はおそらくグランを完全に見れる位置でレースすると思う。ダノンにはそれをできるテンのダッシュ力があるし、騎手の性格的に前目に付けると思う。前目有利の馬場で逃げ馬が少なく、強い馬が3〜5番手にいるならこの2頭で決まってしまうと予想する。
ヒモには前に行ける馬と上がりが使えて3着に入ってくる馬をチョイス。
◎グランアレグリア
◯ダノンファンタジー
▲クロノジェネシス
△エールヴォア
△アウィルアウェイ
△アクアミラビリス
△シゲルピングダイヤ
ここまで。
馬単◎→◯1点
3連複◎◯-▲△5点
3連単◎→◯→▲△5点
3連単◎→▲→◯1点
絞って勝負です。
あ、雨降らないでね。
1番お得な馬券はどれだ!?控除率のカラクリ編
お久しぶりでございます。
本日のコラムはずばり!
"1番お得な馬券はどれだ!?"です。
(猫だけどぽちです)
最高6億のwin5、みんな大好き3連単、男は黙って単勝。などJRAには様々な券種がありますよね。皆さんはどの券種がお得だとお思いでしょうか?
おっと、ちょうどいいタイミングで博士とぽち助手が控除率について話をしているようですね。少しのぞいて見ましょうか。
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博士『ぽちくん、JRAの券種で何が1番お得だと思うかい?』
ぽち「僕、最近、控除率の勉強しました!単勝・複勝が80%なので1番お得だと思います!」
ぽち「でもJRAスーパープレミアムというイベントがある日は全て80%になります!この日に買えば1番お得です!」
博士『おぉ!よく調べておるな。感心感心。では、今日はもう一つ進んだ控除率のカラクリを紐解くぞい。』
博士『実はJRAの控除率はある条件を満たすと80%を超える馬券が2種類あるんじゃが…分かるかな?』
ぽち「え?うーん…わからないなぁ」
博士『ヒントは先週じゃぞ。』
ぽち「あ、分かりましたよ!win5のキャリーオーバーですね!」
博士『正解じゃ。ではなんで80%を超えるのか、先週3/10の例をとって控除率を計算してみるぞい。』
A.3/3週のキャリーオーバー分 464,985,570円
B.3/10週の売上×控除率0.7 2,302,884,800×0.7=1,612,019,360
なので今回返ってくるお金は
A+B=2,077,004,930 になるぞい。
控除率=払戻金総額/購入金総額だから
2,077,004,930÷2,302,884,800=0.902
ぽち「ホントだ!すごい!お得な馬券がありましたね!」
"キャリーオーバー後のwin5はお得"
ぽち「博士!?もう一つは何ですか?」
博士『おお、そうじゃった。ぽちくん、先日の課題は済ませたかな?』
ぽち「はい!アンケートですよね!皆さんにご協力いただきました!」
競馬クイズ(上級編)
— ぽた@ウマの武器屋さん (@pota_uma_a) 2019年3月7日
JRAはレースが始まると
堅い決着でも荒れた決着でも
同じだけ儲かるので
結果は気にしていない。
◯か×か
ぽち「やっぱり◯と答えた方が多いですね。僕も◯だと思います。控除率は決められていますから。正解はどちらなんですか?」
博士『正解は×じゃぞい。いつも当てはまるわけではないが、JRAは荒れると得をするんじゃぞい。正しくは断然1番人気が来ると損をするんだぞい。』
ぽち「…?博士!分かりません!」
博士『では具体例を出して説明するぞい。先週の記事で紹介したダイヤモンドSの結果を使うぞい。』
〈オッズ〉
〈結果〉
博士『圧倒的な人気を背負ったユーキャンスマイルが勝ったレースじゃぞい。』
博士『このレースを先週学んだ配当のルールに当てはめてみると以下のようになるぞい。』
⦅記号のおさらい⦆
W:当たった馬券の投票数
D:外れた馬券の投票数(除外馬除く)
P:馬券的中対象(単勝なら1、複勝なら3)
R:控除率(単複なら80%)
ぽち「先週も思ったのですがサンデームーティエとカフェブリッツは払戻金と計算理論値が同じですけど、ユーキャンスマイルは計算理論値が88円で払戻金が110円になってますよね。」
博士『良い質問じゃ。そこが今回の話のミソじゃぞい。』
博士『JRAが定めた控除率計算式を当てはめるとユーキャンスマイルの複勝配当は88円になるぞい。』
博士『的中したのにお金が減ることはあり得ないので、本来なら配当100円になるはずじゃが、JRAにはこんな制度があるぞい。』
ぽち「名前だけ聞いたことありますね。」
博士『本来なら100円元返しのオッズでもJRAの優しさで110円帰ってくるぞい。』
博士『では、110円帰ってくる場合のユーキャンスマイルの複勝の控除率を計算してみるぞい。』
博士『投票数Wに1.1かけた値が払戻額(W+ D/P)×Rになるから、計算するとR=0.996になるぞい。』
ぽち「控除率99.6%!?ほとんどそのまま帰ってきてるじゃないですか!?すごい!」
博士『ちなみにユーキャンスマイルが馬券外になった時と比べてJRAは4780万円も多く払戻ししてくれているのだぞい。』
【まとめ】
博士『キャリーオーバー後のwin5と1.1倍の複勝。これが控除率の面から見た場合、最強の馬券種ということになるぞい。』
博士『ただ、ぽちよ。どれだけ控除率がお得な馬券を買っても、当たらなければ0倍じゃぞい。』
ぽち「がんばりまーす。」
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みなさま。いかがだったでしょうか。
控除率という面から考えると
"1.1倍の複勝が最強"
という記事でした。
こんな記事初めて読んだ。と思っていただけたなら幸いです。
これからもよろしくお願いします。
どうして幅があるの?複勝オッズの決まり方解説します!
おはようございます。
今日は複勝オッズの仕組みのお話と仕組みから考えると人気薄の馬の複勝は損だよ。というお話です。
そもそも、皆さんは払戻方法についてきちんと理解していますか?
勝ち馬投票券の払戻金は以下のように定義されています。(JRA.HP引用)
お役所感ある難しい文章ですね(笑)
要するに、
W:当たった馬券の投票数
D:外れた馬券の投票数(除外馬除く)
P:馬券的中対象(単勝なら1、複勝なら3)
R:控除率(単複なら80%)
と言うことですね。
先日のダイヤモンドSを例にとって説明します。
〈オッズ〉
〈結果〉
圧倒的な人気を背負ったユーキャンスマイルが勝ったレースですね。
このレースの配当をさっきの先に当てはめてみると以下のようになります。
複勝100円買うと
ユーキャンスマイルは88円
サンデームーティエは680円
カフェブリッツは210円
の払い戻しになりますという事です。
次は各馬の得票数とそれを均等割したオッズの計算表載せます。(得票数はJRAのHPから見れますよ)
サンデームーティエさんは得票率1%…
1%の人しか当たっていないのに6.8倍しか付いていないんですよね…
1%しか当たらないということは、得票数の80%(控除率)をかけた額を1/3したら26.6倍の価値があるはずなのに、実際は6.8倍しかありません…これは割に合わないですよね。
逆にユーキャンスマイルさん。72%の人が投票しています。理論上0.4倍になりうる率なのに、実際は110円。ズルくないですか?せめて100円でしょ。これ。
この面から考えると穴馬の複勝がいかに割りに合わないものかと考えさせられます。
次回はこの現象を逆の視点で見た記事を更新予定です。