どうして幅があるの?複勝オッズの決まり方解説します!
おはようございます。
今日は複勝オッズの仕組みのお話と仕組みから考えると人気薄の馬の複勝は損だよ。というお話です。
そもそも、皆さんは払戻方法についてきちんと理解していますか?
勝ち馬投票券の払戻金は以下のように定義されています。(JRA.HP引用)
お役所感ある難しい文章ですね(笑)
要するに、
W:当たった馬券の投票数
D:外れた馬券の投票数(除外馬除く)
P:馬券的中対象(単勝なら1、複勝なら3)
R:控除率(単複なら80%)
と言うことですね。
先日のダイヤモンドSを例にとって説明します。
〈オッズ〉
〈結果〉
圧倒的な人気を背負ったユーキャンスマイルが勝ったレースですね。
このレースの配当をさっきの先に当てはめてみると以下のようになります。
複勝100円買うと
ユーキャンスマイルは88円
サンデームーティエは680円
カフェブリッツは210円
の払い戻しになりますという事です。
次は各馬の得票数とそれを均等割したオッズの計算表載せます。(得票数はJRAのHPから見れますよ)
サンデームーティエさんは得票率1%…
1%の人しか当たっていないのに6.8倍しか付いていないんですよね…
1%しか当たらないということは、得票数の80%(控除率)をかけた額を1/3したら26.6倍の価値があるはずなのに、実際は6.8倍しかありません…これは割に合わないですよね。
逆にユーキャンスマイルさん。72%の人が投票しています。理論上0.4倍になりうる率なのに、実際は110円。ズルくないですか?せめて100円でしょ。これ。
この面から考えると穴馬の複勝がいかに割りに合わないものかと考えさせられます。
次回はこの現象を逆の視点で見た記事を更新予定です。