Follow @pota_uma_a

詰まるは恥だが役に立つ〜前走不利馬を追いかける〜

前走不利のあった馬(前走不利馬)に注目。馬券もコラムも個性的に!

いざクラシックへ!前哨戦回顧〜混沌の弥生賞

こんばんは。

久しぶりの更新です。毎週毎週ブログ更新するのは意外と大変で、先週は忙しさと体調もあり、かけませんでした。

でも、回顧派の人なので回顧記事だけは頑張ります。カラムも頑張って書きますが不定期にして、少し内容を濃くしようかなと思っております。よろしくお願いいたします。

f:id:auaukeiba:20190304084620j:image

さて、今日取り上げるのは

弥生賞

春のクラシックの最重要トライアル。このレースが本場に直結するか、しっかり見て行きましょう。

まずは弥生賞から。

弥生賞 2.03.3 61.8-61.5 ミドル

12.7-11.7-12.5-12.5-12.4-12.3-12.2-12.1-12.3-12.6

2F以外は綺麗にほぼ同じラップを刻んでいますね。最後時計がかかっていますし、おそらく差し競馬となったでしょうか。では見て行きます。

【スタート】

f:id:auaukeiba:20190304085248j:image

シュヴァルツリーゼ (黄色帽)が不利を受けました、出遅れたというよりかは青帽のサトノに寄られた分下げざるを得なかったと言ったところ。スタートでこれされると結構キツイんですよね。

【向正面】

まずはこの2枚をご覧ください。(ラバストーンについてではありません(笑))

f:id:auaukeiba:20190304124312j:image

f:id:auaukeiba:20190304124108j:image

1枚目:1000m通過

2枚目:1400m通過のシーンです。

ラップ的には12.3-12.2のところです。後ろの2頭は残り800mくらいからスパートをかけて追いついた。そのまま惰性で飲み込んだ。形。

角度を変えて正面からもう一枚。

f:id:auaukeiba:20190304124034j:image

写真でも明らかにわかるくらい内側荒れてますね。離れた2頭は馬場の良いところを周りに馬を置かずスムーズに走れたものの裏付けです。

【4角】

f:id:auaukeiba:20190304125433j:image

で4角。ブレイキングドーンとシュヴァルツリーゼは加速の惰性でそのまままくりに入ります。馬券内の3頭は外を回した差し馬。12Rを見ればなお分かりやすいですが、明らかに内は苦しい馬場でした。上位3頭(特にブレイキングドーンとシュヴァルツリーゼ)は展開+馬場に有利でした。次に繋がるかは微妙。全体として皐月賞へは厳しいかな?

共同通信杯>>>弥生賞でしょう。

シュヴァルツリーゼはまだまだ幼いレースぶりでしたし、軽い馬場で瞬発力勝負の方がパフォーマンスも上げそうなので今後も注意ですね。

個人的にこのレースの不利判定は

カントルです。

明らかに悪い内を通りっぱなしで3着タイム差なし。次青葉賞で内枠なら◎ですね。プリンシパルは人気してしまいそうで嫌だなぁ。

 

 

お詫びとお知らせ

皆様お疲れ様です。

お詫びとお知らせです。

【お詫び】

今週の回顧、コラム、重賞展望はお休みさせていただきます。

お待ちいただいていた方、申し訳ありません。

【理由】

今週多忙&気力不足のため

【お知らせ】

次の更新は弥生賞回顧、コラム(穴馬の複勝って損だよね)の予定です。

 

また更新した際には是非ともよろしくお願いいたします

f:id:auaukeiba:20190225183519p:image

豪華共演!中山記念展望

おはようございます。

今週の重賞は中山記念です。

ということは来週は弥生賞?え?もう3月?とやや戸惑いのぽたです。

では中山記念の予想オッズを(netkeiba参照)

f:id:auaukeiba:20190219084235j:image

G1馬が5頭と豪華な前哨戦にですね!

ハッピーグリンはレース選べば重賞で戦えると思うのですが、かわいそう…

1人気 ディアドラ ルメール

ぽた指標ではアーモンドアイに勝てる現役馬筆頭のお馬さん。去年みたいなよくわからないローテではなくて今年はもっと中距離路線の王道を走ってほしい。斤量も昨年は牝馬限定重賞しか勝っていないので54kgでの出走。後方からのレースだと思うが、近年の中山開幕週は差しが決まるコース。不安点としては海外帰り+ハービンジャーの短縮休み明け+牡馬一線級との戦い。と意外と多く、1人気で軸として買いたいかと言われると悩むところ。

 

2人気 ステルヴィオ 丸山

評価が難しいお馬さん。ダービーは距離が長い&展開不向きで参考外として、1800m以下なら(4.3.0.0)とパーフェクト。ルメール→クリスチャン→ビュイックときて丸山なので騎手不当評価を受けそうですが、乗り難しいタイプでもなく問題なさそう。毎日王冠は展開不利も力の差を見せる2着。かたやマイルCSは内枠からどハマりの1着。この馬の適正人気が正直分からないので△で濁す形になりそう。

 

3人気 スワーヴリチャード ミルコ

今回のレースの難所。この馬の取り扱い次第で悲喜が決まりそう。中山が不得意なのはすでにみんなに知れ渡っていること。もうこうなった時点でオッズに現れる。実際、このレースが東京1800なら1人気確定だろう。大衆心理としてこれだけメンツが揃えば、誰かを嫌いたくなるもので、"58kgで休み明けの右回りスワーヴリチャードはいらんやろ"と1番しっくり来る理由をすぐにつけられるこの馬は不当にオッズが下がりそう。なんだかんだで1番美味しいオッズになる可能性もある。

 

4人気 エポカドーロ 戸崎

皐月賞馬で昨年のクラシック主格級の1頭。ここ2走は出遅れに瞬発力勝負と不向きなレースが続いており参考外。どんなコースどんな距離展開でも34.5〜35.5くらいの上がりで粘りこむ鈍足タイプ。トライアルタイプでは無いが、中山替わりは歓迎だろう。あとはアポジーが出ればレースがしやすい。近年の中山開幕週外差し高速馬場なら末脚3頭に差されそうな気もする。常識的な馬場ならもちろん有力。

 

5人気 ウインブライト 松岡

さて、困った。中山金杯勝ち後の回顧で

『次は中山記念かな?次も有力でしょう。相手が重たくなるので人気もあまりしなさそうなら買いたいな。』

と書きましたが、4強に食い込む人気ですか…力的には中山なら通用するはず、エポカドーロと同じでアポジーの後ろで競馬できるなら力は出せるだろう。あとは人気次第。みんな同じように思うなら買ってはいけないお馬さんですね。

 

あとはラッキーライラックの復帰戦。いい感じに負けていただいてヴィクトリアマイルで狙いたいけど、ここ負けても人気でしょうか。

 

 

長ければ洗練!?予想の時間はどのくらいがちょうどいい?

おはようございます。

今日のコラムは

"予想時間は長ければ長いほど良いの?"

です。

競馬の予想には様々な要素がありますよね。血統、コース形態、人気、枠、近走成績…etc

それらの要素を複合して予想するわけなので予想には時間をかける方が多いと思います。

では、ここで一つ疑問。

予想は時間をかければかけるほど良いのか?皆さんに聞いてみました。結果は…

上がる派 38%

変わらん派 37%

下がる派 25%

沢山の方にお答えいただいて嬉しいです。ありがとうございました!結構僅差の勝負でしたね。これはそれぞれの方によってスタイルが違うので正解がない問いだと思います。

予想をしているときは楽しいと思うので、長い方がお得ですしね。短く効率的な予想を!という方もいますし、趣味なのに効率的な必要ある?という方もあると思います。

ちなみにぽたは下がる派です。

理由は2つ

①当たる予想は短い予想

②長く予想すると予想が均質化される

です。

①当たる予想は短い予想

自信を持ってかえるレースというのは馬柱を見た瞬間に展開や買うべき馬が見えるもの。予想に時間がかかるのは見えないからであって、もはやそのレースは買ってはいけない

②長く予想をすると予想が均質化される

どちらかというとこちらを問題視したい。穴党の人に多いかもしれませんね。時間をかけて予想をすると、

あ、この馬持ち時計早いや

あ、この血統そういえば来るんや

あ、そういえば…etc

など、いわゆる競馬の一般常識が押し寄せてきます。そういった元々自分の予想ツールでは優先度の低いものが大きく見えてきて、結果ありきたりな馬券を買ってしまう。そして、そういった馬券を買うということは75%に近づくということ。

これがぽたの持論です。

もちろんこれが正解というわけではないし、予想に時間をかければかけるほど良いタイプの方もおられるでしょう。

あなたはどんなタイプの馬券師ですか?

ニュースター誕生!二の脚で頂点へ

おはようございます。

日曜日は府中へ行ってきました!

いつも開門ダッシュで席を確保してくださるお友達のおかげで今回も良い位置で見ることができました。感謝感謝です。

藤田菜七子効果でしょうか。フェブラリーSとは思えないくらい、いつもにも増して人が多かったように思います。返し馬の歓声も先出しのコパノが1番でした。

では、そのフェブラリーSの回顧を。

1.35.6 48.0-47.6(-0.4)スロー

12.4-11.5-11.9-12.2-12.2-11.6-11.4-12.4

ペースは落ち着きましたね。良のダートのラップとは思えないラスト3Fでした。

参考に去年のラップを見てみます。

1.36.0  45.8-50.2(+4.4)超ハイ

12.2-10.7-11.2-11.7-12.5-12.6-12.3-12.8

同じレースとは思えませんね(笑)

もう少し突っ込んでみてみます。

どちらもテンの3F通過時点の写真です。上が2019年、下が2018年のものです。

f:id:auaukeiba:20190217224003j:image

f:id:auaukeiba:20190217224011j:image

インティの600m通過のタイミングを昨年に当てはめると赤の印のあたりですね。ノンコノユメと同じあたりです(笑)

ただ、恵まれたのも事実ですが、ここから上がり35.4で上がるので、昨年出ていても差し切っていた計算になります。(馬場差無視)

インティは強いレースをしました。ただ、テンの3Fは明らかに遅かった。遅かったのに揉まれることもなかった。今回は出走馬の組み合わせの運がありましたね。スターホースというのはこういった運も持ち合わせているもの。

冬には

インティ

ゴールドドリーム

ルヴァンスレーヴ

の争いが見たいですね。

その時にはテーオーエナジーやヒラボクラターシュなど強い先行馬もいると思うのでますます楽しみです。

ではスタートからもう一度見ていきます。

【スタート】

f:id:auaukeiba:20190218085239j:imagef:id:auaukeiba:20190218085247j:image

 

角度があるので少しわかり辛いですが、サンライズソアが好スタート、行く気を見せますが、内からインティの二の脚が速くてすんなり隊列が決まりました。インティにとってサクセスエナジーが主張しなかったのはラッキーでしたね。コパノキッキングもそうですが、距離不安の馬は主張しづらいので、騎手は責められません。ペースが遅かったとかは結果論ですからね。

【4角〜ゴール】

f:id:auaukeiba:20190218181801j:image

f:id:auaukeiba:20190218181815j:image

f:id:auaukeiba:20190218181458j:image

ペースが落ち着いたこともあって内内and内の決着。コパノキッキングは頑張りました。騎乗が良かったか悪かったかと言われると難しいですね。展開的にどうしようもないと思いますので、最低限乗れていたと思います。男性女性関係なく、まだ、21歳の若手で、初めてのG1騎乗ですからね。これからの騎手です。

今後、セックスアローワンス貰えるなら重賞もそれなりに勝てると思いますし、乗り馬とタイミングに恵まれればG1も取れるでしょう。若手騎手のくくりなら普通に有望株だと思います。このまま成長すれば斤量差なくても普通に有力騎手の1人になれると思います。

強い馬が強いレースをするのを見るのは楽しい。

次走狙いたいのは赤丸の方々ですが、

ノンコノユメ→買い時なし

サンライズノヴァ→武蔵野は人気

コパノキッキング→地方適性疑問

フェブラリーSサルベージは出来なさそう…

オメガパフュームの1周代わりで帝王賞でサルベージかな?

楽しい東京開催もおわり。

中山に帰ってきます。いつ行こうかな?

平成最後のダートG1!買いの馬、ケンの馬は?〜伏兵馬編

おはようございます。

月曜祝日の3日間開催は解雇が間に合わない…

しかも今週G1で展望記事頑張るとひーひーです(笑)

でも頑張る!

f:id:auaukeiba:20190214084422j:image

本日は伏兵馬編ということで両サンライズからモーニンあたりまで行きましょうか。(多いな…笑)

人気馬編はこちらからどうぞ。

 

5人気 サンライズノヴァ 戸崎

前走の凡走も思ったより人気が落ちないようですね。叩きだということが認知されているということでしょうか。確かに前走は後方一気には厳しい展開で、馬も出来ていなかったのも事実。ただ、充実期で完璧だった昨年の4着も前とは差のある内容で完敗。若干、ピークは過ぎている感じは否めない今回は果たして。

 

6人気 サンライズソア 田辺

前々走のJBCクラシックで強いなと思ったお馬さん。逃げたショックはありましたが、終始テイエムジンソクのプレッシャーを浴びながら差し差しの展開を前で残したのは驚いた。前走も順当な好走だろう。先週の芝血統よりが好走するダートも後押しになりそう。中〜外枠が欲しい。

 

7人気 ノンコノユメ 内田

この馬の買い時は年に2回。フェブラリーSとチャンピオンズCのみ(笑)前走のチャンピオンズCはうちの馬を上位独占する中で外7.8頭目ぶん回しで仕方ない敗戦。他の地方の負けは気にしなくていい。あのきついコーナーで走れる馬ではない。この馬にとって大切なのはペースが流れることと長い直線。インティ武豊次第だろう。

 

8人気 ユラノト 福永

人気馬に豪快な馬が多い中、この馬は器用に立ち回るタイプ。内前有利の立ち回り勝負になればこの馬の出番だろう。ただ、フェブラリーSはそういう展開にはなりにくい。今年の根岸Sもそう言って立ち回り展開になった。展開の穴目を狙うならここかな。

 

9人気 クインズサターン 四位

6歳にしてG1初挑戦。重賞好走歴も多く、力はあるものの脚質的に勝ちきれない。今回は展開が向きやすい東京マイル。ただ、同タイプでこの馬より強い馬が多く、強気にはなれない。

 

10人気 モーニン 和田

3年前の王者。近走は短距離を中心に使われているので位置を下げているが、マイルならずっとポジションを取れる可能性はある。ここ数走は位置負けが敗因のレースが多く、位置を取れればワンチャンあるかもしれない。

 

人気馬も伏兵も枠次第で考え方を変えたい馬が多いですね。

予想は明日からですねー

f:id:auaukeiba:20190214191407j:image

 

平成最後のダートG1!買いの馬、ケンの馬は?〜人気馬編

おはようございます。

今週はG1ウィークということで2日連続、いつもより多めに展望記事を書きたいと思います。

月曜が祝日なこともあり、今週はコラム記事はお休みします。

さて、まずは予想オッズから(netkeiba引用)

f:id:auaukeiba:20190212084324j:image

今日は人気馬編ということで、馬も騎手も人気しそうな4頭を取り上げます。

 

1人気 インティ 武豊

未勝利から破竹の6連勝で一気にG1初挑戦にして主役に。文字通り影すら踏ませない逃走劇で6戦でつけた着差がなんと5.3秒。1番人気濃厚で良いところはみんな知っていますので不安点を挙げていきますね。

①コーナー4つの経験しかない

②マイルのペース未経験

③揉まれた経験がない

3つとも同じようなことですが、ゆったり入ってスムーズに走り、コーナーで息を入れられる展開のレースしかしていないんですよね。正直逃げ馬には優位なレースしかしていない訳です。そこから一転して東京マイル。ダートG1の中で1番適性的に合ってないのがフェブラリーSかもしれない。内枠引いて外から5.6頭に被された時、対応できるかは未知数。逆にここをクリアできれば一気に王座君臨もありそう。

 

2人気 ゴールドドリーム ルメール

古馬暫定王者。一昨年のチャンピオンズカップから6戦連続G1で連対中。一昨年のチャンピオンズCは前が完全に有利な展開でも1頭だけ差して来るような強いお馬さん。昨年のチャンピオンズカップは一頓挫あって回避。その後1戦挟んでの今回は出来も戻るだろう。今年もルメールからのスタートかもしれない。

 

3人気 オメガパフューム ミルコ

昨年は現4歳馬の勢いがすごかったですが、今週はこの馬を含め2頭のみ。大将ルヴァンスレーヴのいないここはこの馬が世代代表。ただ、短縮は正直疑問。スウェプトオーヴァーボードなので血統的に考えるとプラスのはずですが、マイルへの短縮も東京替わりも個人的には疑問視。強さは認めますし、チャンピオンズCも不利判定ありの5着で東京大賞典は順当な結果。ただ、コーナー4つタイプだとおもうのですが。

 

4人気 コパノキッキング 藤田菜

もう一頭の4歳馬。鞍上も相まって注目度は1番ではないでしょうか。4連勝で重賞も連勝中。短距離路線からのスタートで1000mを逃げてぶっちぎる脚力があります。足の速さは1番でしょう。あとはマイルへの適性がどうか。逃げ一辺倒だった頃なら合わないと思いますが、近走控える競馬も板についてきており、直線まで我慢できれば弾ける末脚はある。人気で買いたいとは思わないが、勝ったら盛り上がるので頑張ってほしい。

 

期待込みのインティ、コパノと

実績のゴールド、オメガという構図。

さらに武豊藤田菜七子ルメール、ミルコがこの4頭に騎乗するというのは今年初めてのG1にして1番ワクワクするレースかもしれません。

楽しみですね!

f:id:auaukeiba:20190213085723j:image