根岸S、シルクロードS回顧〜春の主役へ
おはようございます。
先週の重賞はどちらもG1の前哨戦でしたが、どちらも人気馬が快勝。フェブラリー、高松宮記念が楽しみになる勝ち方でした。
それでは1つずつ見ていきましょう。
まずは根岸Sから。
根岸S 1.23.5 35.0-36.4 (+1.4) 平均
12.4-11.1-11.5-12.1-12.2-12.0-12.2
ダート短距離にしては遅いペースでした。ここまで流れないといくらパサパサのダートでも追い込みは厳しかったでしょうね。スタートから見ていきます。
【スタート】
サンライズノヴァはいつもの後方、メイショウウタゲも割と出遅れる方ですが…穴馬が遅れてはいけません。別定なら重いのでハンデ戦で57くらいのOPで再度狙いたいですね。
サトノファンタシーは痛恨の後手。好位で出し抜くタイプなのでノーカウント。もう一度くらい負けていただいて欅S辺りでお待ちしております。
【3角】
今週の東京ダートは後方集団の上がりが出せないので差せない。という馬場でした。中団までにいないと勝負にならないイメージ。馬券内は人気どころなのでこのレースの回顧は難しいですが、真ん中あたりに位置してますね。
ちなみにモーニンとサンライズノヴァはこの辺りで後方で仲良くケンカしております(笑)位置取らずにぶつかるってどゆことー!
【4角(角度違いで2枚)】
2枚目の横の位置よりも1枚目の縦の位置の方がわかりやすいと思いますが、馬券内の馬はそれなりの位置で射程圏。赤丸のモーニンは位置負けですね。年取ってテンが遅くなっているので仕方ない。例年と違って少し器用さが求められた根岸S。サンライズノヴァの敗因もこの辺りに求められるでしょう。今年はここを是が非でも勝たなくてもよく、次が本番という叩きもあったと思います。この展開でもここまで負ける馬ではないので。
次走注目お宝馬はヤマニンアンプリメ
レース見ていただければ分かると思います。3〜4角と直線、かわいそうなレースでした。スムーズでも4着だとは思いますが、このメンツで外回して4着相当なら、次どこでても有力候補。お願いだから中央のOPに出てきて。
シルクロードS 1.08.3 33.3-35.0(-1.7)ややH
11.9-10.3-11.1-11.4-11.7-11.9
セイウンコウセイが単騎で逃げてのラップなので実際は33.9-34.4くらい。それでも京都1200では平均くらいですね。
【スタート】
キングハート、エスティタート、サイタスリーレッドが後手。サイタスリーレッドは何しに出てきたんだ…ってなってしまうスタートでしたね。仕方ない事ですが陣営はここが一番がっくりきたでしょう。キングハートもここで終戦。
【3〜4角】
赤丸は1〜6着馬ですが、見事に外を回った馬。京都1200には珍しい外差し形の決着となりました。コース替わりでしたが内が良いわけでは無いみたいですね。外差し決着になった理由は次の写真で解説します。
【直線】
直線のワンシーン。超密集して内後方の馬たちは軒並み詰まりまくってます。
たまに起こる事ですが、
1.逃げ先行馬が垂れる
2.外のまくりがタイトに回る
3.内がそれほどよくない馬場状態
この3つが整うと内の馬は苦しくなりのびのび走れた外の馬が台頭します。小回りの差し競馬にありがちです。今回はアレスバローズ、アンヴァルの第一陣とエスティタート、ダイメイプリンセス、ティーハーフの第二陣が続けてきて内の馬には苦しくなりましたね。
ダノンスマッシュも内で加速タイミングで切り返しあり、不利展開でしたが完勝。ファインニードルの後を担う器としては十分な強さを見せました。
今日は以上です。