ヴィクトリアマイル回顧〜不利の捉え方
おはようございます。
先週は"競馬が趣味"と豪語し、鳴り物入り(ぽたの中で)で入社してきた新人の男の子と府中に行ってきました。
楽しく1日過ごせて良い日でした。
新人の男の子は普段メインレースのみ馬券を購入するみたいですが、毎週のように馬券を購入してレースも見ているそう。また身近に競馬をする人が増えたのは喜ばしいことです。
(そうじゃの)
さて、ヴィクトリアマイルの回顧へ
1:30.5 44.8-45.7(+0.9)ハイペース
12.3-10.6-10.8-11.1-11.3-11.2-11.5-11.7
まず凄い時計が出ましたね(笑)
馬場に加えてアエロリットの積極的ラップ作りによるもの。今の馬場でハイペースバランスになるとは思いませんでした。
回顧は2頭の馬の視点で行ってみます。
①アエロリット
②レッドオルガ
まずはアエロリットから。
アエロリットの東京マイル出走は今回が5回目。5回分のテン1Fをまとめると
3歳
クイーンS 12.3(6番手)
NHKマイルC 12.4(2番手)
4歳
安田記念 12.2(3番手)
5歳
ヴィクトリアマイル 12.3(ハナ)
テンの1Fに注目すると、今回は特別今までと比べて速かった訳ではない。
それにもかかわらず、スタート後の1Fに関しては今までにないくらい行きっぷりは悪かったと思います。
アエロリットに関しては海外帰りの影響はここに出たのではないかと回顧します。
①スタート直後②50mくらい③200mくらいの3枚並べて見ましょう。
これは妄想ですが、
スタート後典さん
『あれ?スタートの割に二の脚がいつもより出ないな…イケイケ!』
200m過ぎ典さん
『行けた行けた。あれ?いつもよりスピード出るやん。行き過ぎたやんけ!まぁいいや、馬なりでいけー』
という心中だったのではないでしょうか。そんなにテンでもたつく馬ではないと思います。
『体調万全じゃないのに1000mを56.1のペースで1600mを1:30.9でまとめられるか!』
という声もあると思いますが、ぽたさん的回顧ではアエロリットさんは完調ではなかったという回顧です。
ではレッドオルガさんの回顧。
まず、過剰人気だという意見が多かったようですね。
すみません。
— ぽた@ウマの武器屋さん (@pota_uma_a) 2019年5月13日
もう一つ聞いてみたいことがあります。
ヴィクトリアマイル
レッドオルガ3人気は…?
ではレースへ。
そんなにスタートは速くなかったですが、北村友一男を見せる!何としてもレーンを前に出さない。ベスポジは俺が取るんだ!という意志を感じました。こんなことができるようになるとは、正直感動しました。
枠の恩恵もありますが、この意識のおかげで今の馬場的にはベストポジションでレースができたと思います。
そして直線。
これだけ前が空いてたらこのスペース狙いますよね。至極当然な選択。何も悪くない。
ミッキーチャームに挟まれた形ですが、よく見るとアエロリットがジリジリ外に逃げたことによるバタフライ効果。
まぁ、これは運が悪かったですね。レッドオルガも北村友一も100点に近い運び。仕方ない。これも競馬。ただ、回顧して改めて◎レッドオルガの結論間違ってなかったと思いました。詰まってなかったら勝ち負けだと個人的には思います。ノームコアより道中スムーズに内回って直線向けてますしね。
北村友一騎手、まだまだ批判されることも多いですが上手くなりましたよね。もともとこだわりの強い騎手でしたが、こだわりがレースにフィットする場面が増えたように思います。ノーザン御用達騎手になりつつあるのも納得です。
最後に、不利の見え方について
ヴィクトリアマイルの
— ぽた@ウマの武器屋さん (@pota_uma_a) 2019年5月13日
レッドオルガさん
詰まってなければ…?
不利馬は本命かどうかで見え方が変わるのか?
という検証。
結果気になるなと思った方はRTお願いします。
興味深く、面白い結果だと思います。
本命かどうかで真逆の結果。
期待込みの贔屓目も要因かとは思いますが、そもそもレッドオルガがあそこから伸びると評価していたから◎だったわけです。
逆に軽視していた人はレッドオルガは強くないからあそこから詰まってなくても伸びてないと感じる。
この結果は今後の馬券術のヒントになるぞ。
最後に沢山の方にアンケートのお手伝いいただきました。ありがとうございました。
大混戦!ヴィクトリアマイル〜超高速馬場適性がモノを言う
おはようございます。
昨日の京王杯SCは◎タワーオブロンドンが高速馬場適性&待ちわびた短縮で順当に勝利!!
…も◯サトノアレスが直前で回避により馬券はほとんど払い戻されました。
☆リライアブルエースは枠なりに良い競馬ができましたが、3着まで0.2差及ばず6着…少し足りませんでした。
想定より一段階速く、とても状態の良い芝コース。いわゆる超高速馬場です。
昨日の結果を頭に入れてヴィクトリアマイルの予想へ移りましょう。
まず、今日の芝コースで好走するために圧倒的に必要なこと
高速馬場適性
これにつきます。
では、高速馬場適性とは何か…?
今回は道中11秒台半ばのラップを刻み、ラスト1Fまで11秒台でまとめたレースを好走したことがある馬。こういうお馬さんを高速馬場適性ありとし重視します。
…ん?
どのレースがそれか?だって。
仕方ないなぁ。ここまで書くんだから、読んだらちゃんとリツイートしたりして拡散するんだぞ!笑
今年のヴィクトリアマイルに繋がりそうなレース4選
①東京新聞杯(2019)
レッドオルガ2着
②府中牝馬S(2018)
フロンテアクイーン3着
クロコスミア5着
③紫苑S(2018)
ノームコア1着
④安田記念(2018)
アエロリット2着
⑤富士S(2018)
ワントゥワン2着
です。
紫苑Sはややスローですが、2000mなのでまぁいいと思います。
あとは高速馬場のG1はとりあえず内でタイトにレースができた馬が有利ですのでスムーズにタイトに運べそうなお馬さんから印をつければ完成。
レッドオルガ…1枠2番!
クロコスミア…2枠3番!少し外にスタートの上手いラッキーライラックがあるのが少し気になる。
ノームコア…2枠4番!ややレーン効果で過剰人気気味。
アエロリット…海外帰りがやや気になる
ワントゥワン…ナカタニ?
フロンテアクイーン…8枠18番。絶望。
最終結論
◎レッドオルガ
◯ノームコア
◯アエロリット
△1.3.6.7.9.12.15.18
紐多いですが、難しいのがオッズに現れていますし問題なさそう。
さて、府中行きの電車からぽたさんがお送りしました!
あ、そうだ。
最後に前走不利馬推奨馬の宣伝。
今日は午後の東京のレースでの推奨馬がたくさんいます。
今日も楽しみましょー!!
さあ、適鞍!京王杯SC予想
おはようございます。
GW10連休明けの4日間勤務…
辛かったですね。休み明けで冬場の中山ダート1800を使われるお馬さんの気持ちでした。
では、今日は京王杯SCの予想を。
TLを見ていると、
"難しい"、"誰が来てもおかしくない"
など困難なレースなようです。
ぽたさん的には登録馬の時点で
"ようやく来たか!"と思いました。
ということで本命は
◎タワーオブロンドン
ようやく来たかというのは短縮。藤沢調教師も3歳時からマイルまで持たせようと頑張って来ましたが、やはりマイルは長いと思います。
高速馬場適性も高く、コース替わりの高速東京1400mはベストでしょう。
大混戦想定で単勝5倍近くつくのであればここ本命で行きたい。
◯はサトノアレス。
こちらも藤沢調教師。良馬場の東京芝では(1.2.2.1)で着外も安田記念の4着。
高速馬場適性も高く、内枠も苦にしないタイプで安定して走る。鞍上が嫌われたのか謎の6人気なら素直に対抗評価。
☆note推奨の劇穴。
まとめ
◎タワーオブロンドン
◯サトノアレス
☆note推奨前走不利馬爆穴馬
3連複◎-◯☆-いっぱい
馬連◎-◯☆
馬単◎→◯☆
と
抑えの
単勝☆
ワイド☆-◎◯
こんな感じで買いたいと思います。
地味に京都メインが楽しみなぽたさんでした。
最後に、
ご訪問者様にとって良い1日となりますように。
平成の終わり、令和の始まり
おはようございます。
平成が終わり、令和が始まりました。平成は色んなことがありました。
なに書こうかな、と考えました。
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平成の名勝負部門
ぽた' sセレクション金賞は…
でれでれでれー、でん!
2008年天皇賞・秋
にきまりましたー!!👏
動画はこちらから(netkeiba)
写真判定は13分にも及び、当時のG1での写真判定の長さ日本記録だそうです。着差はわずか2cm。日本史に残るライバル対決となりました。
主役はこの2頭。
ウオッカ…G1 7勝 生涯成績(10.5.3.8)
【主な勝ち鞍】
日本ダービー、JC、天皇賞・秋、安田記念×2、ヴィクトリアマイル、阪神JF
ダイワスカーレット…G1 4勝 生涯成績(8.4.0.0)
【主な勝ち鞍】
直接対決 ダスカ3勝、ウオッカ2勝
3歳時
4歳時
これが同世代のしかも牝馬です。
この歳の牝馬はアストンマーチャンにエイジアンウインズまでいますからね。歴代最強と言われた世代です。
今でも歴代最強牝馬候補と評される2頭が同世代に生まれた運命を楽しむかのように5度目の直接対決でほぼ5分の結果を残した。今見返しても直線は鳥肌がでます。
どちらもお母さんとしては輝かしい成績を現時点では残せていません。ウオッカは残念ながら、先日、少し早い旅立ちを迎えてしまいました。
しかし、この2頭が人々の記憶に残したものはこれからもずっと受け継がれていくことでしょう。
ダイワスカーレットならアーモンドアイを封じ込めるかも…
今でもそう思います。
彼女は今でもぽたの中で歴代最強牝馬です。
ちなみにこのレースぽたさん
◎カンパニー(11人気4着…)
ダイワスカーレットとの2頭軸馬券でした。昔から穴馬で4着getは得意だったようです(笑)
もっかい貼っとこ
惜しい…(笑)
皆さまの平成の名勝負はどのレースでしょうか?令和も名レースがたくさん生まれるでしょう。楽しみですね!
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最後に、今思うこと。
去年の秋口くらいからブログを始めた。Twitterでもたくさんの方とお話しするようになった。
仲の良いフォロワーさんも増えてきた。
有料配信までするようになり、色んな方に頑張っていることが認められ、感謝もされるようになった。
競馬は1人でもできるけど、やはりワイワイとみんなでやった方が楽しいですね!どーせやるなら楽しまないと!
令和も引き続きワイワイやっていきます!皆さまよろしくお願いします。
日本の芝はガラパゴス?〜世界の芝事情
今日は為になる記事でも書こうか。
そう思い立って、この記事を書きます。
10年ほど前から言われているこの事について考えてみます。
"日本の芝の高速化"
本当に日本の競馬はガラパゴスなの?
では早速。
まず、世界の競馬主要国(パート1)を分類分けすると大体こんな感じ。
アジア:日本、香港、UAE
オセアニア:オーストラリア
欧米:アメリカ、カナダ
欧州:イギリス、フランス、ドイツ、アイルランド
まずはアジア圏から
UAEや香港は日本馬も毎年のように遠征して、勝利していますよね。どちらも割と日本に近い馬場。
《UAE》
アーモンドアイが勝ったドバイターフは1800mで1:46.8、2014年にはジャスタウェイが1:45.5で走っています。日本のトップが行って世界を蹂躙するのだから、まぁ日本に近いですよね。
《香港》
記憶に新しいウインブライトが勝ったQE2世Sは2000mで1:58.8のレコードが出ました。実は香港のタイムの計測法は日本とは違います。1秒くらい変わると言われていますので、馬場は大きくは変わらないかな。坂の無い阪神競馬場みたいなイメージですね。
次にオセアニア圏
古くはデルタブルースのメルボルンC制覇や近年は、ブレイブスマッシュやトーセンスターダムが移籍してG1を勝利したりしていますね。
オーストラリアの競馬場はランドウィック、コーフィールド、フレミントンと3つ。どの競馬場も1200mで1:07台の時計が出ることもあり、日本に近い水準の時計だと言える。
次にアメリカ
アメリカはどちらかというとダートが主流。競馬場も日本とは逆で芝コースの外にダートコースがあります。なので芝は小回りコースが多いです。それでもヌーヴォレコルトが参戦したBC(ブリーダーズカップ)フィリー&メアターフの時は芝2000で1:57.8の勝ち時計。アメリカは芝もダートも割と速い時計の決着が多いです。
最後に欧州
日本とよく馬場が違う、勝ち時計が違うと比べられるのが欧州地域。特に凱旋門賞が行われるフランスですね。
実はフランスのロンシャン競馬場も高速馬場の時もあります。
東京芝1400mの日本レコードはムーンクエイクの1:19.5です。
ではロンシャンの芝1400mレコードは?
実は1:17.05(2015年メイクビリーヴ)なんです。そう、実は普通に高速馬場。
ちなみのこの日の凱旋門賞の勝ち時計は2:27.23でした。全然違いますね。
ではなぜ凱旋門賞は時計がかかるか。主に2つ。
・斤量(古馬牡馬は59.5kg)
・高低差(約10mの高低差、京都3コーナーは3m、中山の急坂でも5m)
凱旋門賞は重たい荷物背負って山登りをするんですよ。馬場が速くないというよりは単純にしんどいんですよね。
イギリスのエプソムやアスコットなんかも結構高低差があります。アスコットは22mくらいあるそうです。
どうでしたか?
私もキッチリ調べてみると結構意外な結果でした。この結果を見ても日本だけが芝が異常だということになるでしょうか?たしかに日本の勝ち時計は世界的に見ても速いほうかもしれません。ただ、それは馬場が硬すぎるというよりは走りやすい綺麗な馬場でコースも凹凸が比較的少ないことが要因ではないか。と思います。
ジャパンCに昔よりも海外の馬が来なくなったのは日本の馬が強いから。が一番の原因だと思います。多分芝2000〜2400なら日本が世界で1番レベルが高いんじゃないかな?
あとは日程ですね。欧州もアメリカもオーストラリアも11月ってその国で1番と言っていいくらい大きなレースがありますから。
今日は頑張ったよね。
よかったら褒めてあげてください(笑)
天皇賞・春予想〜平成最後の淀の祭典〜
おはようございます。
平成が終わります。平成を締めくくるG1が格式高い天皇賞というのはなんか良いものですね。
いろんなドラマがあった平成のG1を締めくくるにふさわしい良いレースを見たいですね!
では早速予想へ。
本命は◎クリンチャー
理由:好きだから(笑)
ぽたさんの現役ベストフェイバリットホース。ディープスカイ×ブライアンズタイムという血統の通り、まさに"重戦車"という異名がぴったりなお馬さん。
有馬記念、に続き6度目の本命。
凱旋門賞への挑戦&惨敗でいわれのない批判を浴びても、有馬記念で良い騎乗ながら全く見せ場がなくても、今年の淀の盾本命は君に決めていた。
え?なんだって?
馬場が速いから無理?
天皇賞春の8枠は無理?
そんなことは百も承知。愛は障害を乗り越えて深くなるのだよ。ふむ。
とまぁ、テキトーな感じはこのくらいにして、なぜ本命にできるのか?という見解に移りますね。
クリンチャー好走条件は以下2つ
①上がりのかかるレース
②京都コース
結構有名だと思いますが、なぜこの2つが得意なのかというところまで突っ込んでみます。
①上がりのかかるレース
これは単純ですね。クリンチャーさんは今をときめくディープインパクト(DI)産駒ではありません。11.5-10.5-11.1みたいな走るのは出来ないけど、時計がかかったり他馬が走りにくい状態でも11.8-11.8-11.8などで淡々と走ることが得意です。古馬になったゴールドシップもそんな感じでしたね。
イメージとしては
DI産駒はびゅっ!しゅぱっ!
クリンチャーはどどどど!ごごごご!
って感じ。
じゃあ、いつ上がりがかかるか
・雨が降って重馬場や荒れ馬場になる
・長距離戦
簡単に言うとこれですね。今回は3200m普通に考えたら上がりはかかるでしょう。過去5年の天皇賞・春のレース上がり3Fの平均は35.3です。このくらいかかってくれればクリンチャーさんの好走レンジです。
②京都コース
次はこれ。重たい重厚なタイプなのに1番軽い京都芝が得意なの?矛盾してない?という人もいると思います。
なぜ京都コースが得意なのか、
それは3コーナーからの下り坂です。
●京都コースの高低差(JRA.HPより)
京都芝の特徴は向正面の上り坂&3コーナー残り800m付近からの下り坂。
じゃあ、なんで下り坂が良いのか。それはクリンチャーさんは加速するのが絶望的に下手だからです。トップスピードに達するまで時間がかかるんですよね。東京や中山なら勝負どころで苦しくなるシーンが見られることが多いです。それが京都なら下りの勢いを使えるので楽に加速できる。クリンチャーに限らず加速性能に難のある不器用な馬は京都芝外回りを得意としているケースが多いです。メイショウベルーガとかそうでしたね。
ということで、
◎クリンチャー
この馬がG1馬になるには大雨宝塚記念か天皇賞・春しかない。惨敗続き、意外と人気は落ちないが最終10倍くらいまではいくだろう。
枠の並び的に最序盤が勝負。正直、結構入りは難しいと思う。最後方もあり得そう。3200mは長いのでそれでも良い。平成最後の天"皇"賞、三浦"皇"成に託した。
あとは
◯エタリオウ
◯フィエールマン
穴チェスナットコート、ロードヴァンドール
△メイショウテッコン、グローリーヴェイズ、ユーキャンスマイル
この辺りまでですかね。
以上、クリンチャー愛を叫んだだけの予想記事でした。
皐月賞回顧〜アドマイヤマーズ視点
お疲れ様です〜。
久しぶりに回顧記事更新。
まぁ、レースの一般的な回顧
サートゥルナーリア強い!
ヴェロックス斜行無ければ…
ダービーに向けてはこの馬だ!
などなど、いっぱいされていると思うのでぽたさんはしません!笑
アドマイヤマーズさんに特化した回顧をお送りします。
マーズさん本命の方是非お読みください!
皐月賞 1:58.1 59.1-59.0(ミドル)?
11.3-10.5-12.0-11.8-12.5-12.1-12.2-11.7-11.6-11.4
ポイントは4つ、4枚の写真で振り返ります。
①スタートでダノンに欲しいところ取られる
②向正面緩みで掛かり気味
③勝負どころ動く場所ない
④キレ勝負でワンテンポ待たされる
では行きましょー
【スタート】
①スタートでダノンに欲しいところ取られる
スタートで戸崎ダノンに入られてしまったのがこのレースの1番のポイントでしょうね。確かにここを取られなければ全く結果は違ったでしょう。ただ、ラップ的には12.3-10.5で割と速い。マーズさんはこれまでそんな速いテンで先行した経験はないので仕方ない気がします。個人的な意見ですが、マーズさんは逃げ馬ではなく差せるタイプの先行馬という位置付け。いけるに越したことはそりゃありませんが、プランBとしてあの位置はありでしょう。ミルコが悪いというよりはどちらかというとダノン戸崎のファインプレーでしょう。
【向正面】
②向正面緩みで掛かり気味
1000m地点付近の画像です。映像見れば分かるんですが、12.5あたりのラップで行きたそうに掛かり気味の追走になっています。この辺りの挙動が適正距離マイルだろうなという所以ですかね。
【残り600m】
③勝負どころ動く場所ない
残り600mの地点で動きづらく、まだ脚をためている(ためざるを得ない)状態。
ヴェロックスやサートゥルナーリアは外から徐々に加速態勢に入っています。
【残り300m付近】
④キレ勝負でワンテンポ待たされる
ここから追い出しづらくサートゥルナーリアを待ってから隣に出します。
結果的にはこれも痛かった。カメラワークで分かりにくいですが、ラスト1Fは実はマーズさん前の3頭と離されてませんからね。
③④に関しては良いか悪いかはラップ次第なところもあるので、ここでラスト4Fのラップを確認します。
12.2-11.7-11.6-11.4と3F加速ラップ戦となっていますね。
ということは圧倒的にコーナーで加速して勢いがつけられる方が有利なんですよね。直線でワンタイミング待つなんてどんだけ不利なことか。③④は結果的に致命的な不利でした。
ただ、ペース的にスローだったわけでもないのでミルコに非があるかと言われると難しいところ。
マーズさんはG1級のキレ勝負に対応できるほどではありませんが、キレない馬ではないので、仮に馬場がもう少しタフで12.2-11.7-11.6-12.4などであればワンテンポ待ったおかげで差し切っていた可能性もありますしね。そこは結果論なので騎手を責めるのは違うかな。ただ、もっと積極的に行って欲しかったという意見も分かります。
最後に、もう一度皐月賞やるよ。
って言われたら◎アドマイヤマーズにします。それくらい恵まれない可哀想な皐月賞になりました。レース後の今でも、前3頭とも差はなかったと思います。評価を落とす必要はありません。(古馬になって成長しなさそうなので、単なる朝日杯馬になってしまう懸念あり)
NHKマイルは巻き返そうぞ!!