有馬記念展望①〜有力馬編
おはようございます。
今週は早め早めの展望記事を。
まず第1弾は有力馬編です。まず予想オッズから見ていきましょう。
盤石のお手馬を揃えるルメールの中でも最上位の位置付けであり現役最強馬でしょう。11戦して(7.1.1.2)で重賞5勝、G1を2勝。さらに全て掲示板内と安定感もあるお馬さん。ラドラーダらしく気性はあまり良くないが、ルメールの技量も相まって操縦性が高い(高く見える)。スタートはそれほどだが、中盤〜しまいにかけてはキレ持続力共にトップレベル。1番強い馬に1番上手い騎手が乗っているという評価でいいだろう。たぶんくる。
2人気 キセキ 川田
川田騎手に乗り替わって前まで運ぶスタイルでこの秋復活。逃げるのがいいというよりはトビの大きい馬でスムーズに走れていることが結果的に好成績に繋がっていると考えるのが自然か。若駒の時から非凡な才能と期待されたお馬さんだが、ルーラーシップ産駒らしく体が追いついて来たので覚醒期を迎えている。逃げ馬がいないメンバー構成で主導権は簡単に握れそう。不安要素としてはこの秋4回目の輸送、小回り中山に変わることだろうか。エピファネイアの時の騎乗ミスから川田騎手が成長した姿を見てみたい。
3人気 ブラストワンピース 池添
飛ぶ鳥を落とす勢いの絶好調3歳勢からの参戦。ダービーは瞬発力勝負を窮屈になり、菊花賞は京都のコーナーをぶん回し。とG1では恵まれないが能力は世代トップクラス。最強世代の勢いを一手に担い人気も上がるだろうが、不安点は大型馬で器用な馬ではないことだろう。まだまだ成長の余地があり、飛躍は来年ではないだろうか。
4人気 モズカッチャン ミルコ
今年は勝ち鞍がないものの牡馬混合の京都記念、札幌記念も3着。前走のエリザベス女王杯も3着と力のあるところを見せている。しかし、今年の好走はすべて展開利が大きい。京都記念はラチ沿いイン突きがはまり、札幌記念は差し追い込み競馬に便乗。エリザベス女王杯は前が残るところを好位ラチ沿い。と鞍上の好騎乗に助けられている面が多い。ここは軽視したい。
5人気 シュヴァルグラン ボウマン
最終的にはこの馬が3人気じゃないかな?休み明けを除く2400以上のレースでは(5.3.3.2)。着外の2回も有馬記念6着とジャパンC4着と素晴らしい成績。前走のジャパンC4着もラチ沿いの馬しかこない異常東京馬場の中、普通に外回したもので仕方ない。ボウマンが騎乗停止になったのも痛かった。今回はボウマンが乗れるとのことで好走を期待したい。去年よりは相手は楽になると思う。重い印を用意したい。
有馬記念ウィーク第1弾は有力馬の展望でした。明日の第2弾は面白そうな穴馬をピックアップして紹介します。
ではまた明日!