秋華賞回顧〜圧倒的強さでねじ伏せた
おはようございます。
昨日は3冠牝馬達成の瞬間を目の当たりにできました。3〜4角でアーモンドアイさすがにやばいんじゃないかと思いましたけど1頭だけ文字通り別次元の末脚で伸びてきました。全体を振り返っていきましょう。
1:58.5 59.6-58.9 スロー(-0.7)
12.1-10.9-12.7-12.1-11.8-11.9-11.8-11.5-11.8-11.9
馬場が軽いこともあって1000mを1分きるペースでもスローバランスになりました。写真は残り600mのばめんです。
G1の内回りしかも京都でスローバランスなのに後ろが集団って…と言いたくなる映像ですね。見ての通り完全内前有利のレースになりました。まぁこれは結果論ですので文句は言えませんし、こういう結果になる騎手の心理も分からなくはないです。
アーモンドアイに勝てるとすれば
1.スローの前残り
2.オーバーペースの棚ぼた
と考えて、かつ逃げ馬の多いメンバー構成で秋華賞は速くなりやすい舞台。2を狙うのは定石。アーモンドアイルメールが前を掃除したところを掻っ攫う。あわよくばアーモンドアイもろとも飲み込むという選択をするでしょう。逃げ馬が多すぎるときは得てしてこういう現象が起こるものです。結果として前目にいた川田ミッキーチャームの勝ちパターンへ。武ちゃんは内枠を利したさすが京都マイスターという騎乗。(外から差してきたように見えますが最後まで距離ロスはほとんどありません)スタートが思いの外悪かったのでプラン2に切り替えた感じの騎乗に見えました。そんな中終始外を走って大外ぶっこぬいたアーモンドアイは見た目以上に強い競馬。直線で一緒に見ていた素人の奥さんが
"すごーい!速いかっこいい!1頭だけびゅーん!ってきた!"
と大興奮でしたがきちんと回顧してもその言葉通りのパフォーマンス。レース後は笑うしかできないほど強かった。次はJCでしょうか?"53kgは反則級!"的な予想の見出しが出そうですね(笑)歴史的名牝だと思います。
次走の注目馬としては
プリモシーンさんです。
完全に脚を余したレース。G1では3戦全敗なので壁があると思われて欲しいなぁ。G1は3戦ともヘタに乗られているので力差はないはず。(全部買ってる笑)3戦とも乗り方次第で勝ち負けのレースが可能だったと思います。マイルCSはCデムとか乗りませんかね?
府中牝馬S回顧
1:44.7 46.4-46.5 ミドル(-0.1)
12.5-11.0-11.4-11.5-11.8-11.7-11.4-11.6-11.8
ラップ上はミドルですが離して逃げたカワキタエンカの影響ですので実質第2集団は48-45くらいの超スローだったのではないでしょうか。ディアドラの位置ならおそらく49.0-44.0くらい。スローの瞬発力、末脚の持続力を問われた一戦になりました。勝ったディアドラは強かったですね。ディアドラのイメージは"ずんずん、どんどん"というキャラだと思い合わないと思ってたのですがキレましたね。恐るべきハービンジャーの成長力。
次走への注目馬としてはミスパンテールをあげます。典さん途中でやめましたね。あの位置からでは常識的には厳しいです。ただ人気もおちなさそうですが。
今週は菊花賞です。
秋華賞とちがって誰が勝つか全く分からない一戦で予想のしがいがありますね!今週も頑張っていきましょう!