皐月賞回顧〜アドマイヤマーズ視点
お疲れ様です〜。
久しぶりに回顧記事更新。
まぁ、レースの一般的な回顧
サートゥルナーリア強い!
ヴェロックス斜行無ければ…
ダービーに向けてはこの馬だ!
などなど、いっぱいされていると思うのでぽたさんはしません!笑
アドマイヤマーズさんに特化した回顧をお送りします。
マーズさん本命の方是非お読みください!
皐月賞 1:58.1 59.1-59.0(ミドル)?
11.3-10.5-12.0-11.8-12.5-12.1-12.2-11.7-11.6-11.4
ポイントは4つ、4枚の写真で振り返ります。
①スタートでダノンに欲しいところ取られる
②向正面緩みで掛かり気味
③勝負どころ動く場所ない
④キレ勝負でワンテンポ待たされる
では行きましょー
【スタート】
①スタートでダノンに欲しいところ取られる
スタートで戸崎ダノンに入られてしまったのがこのレースの1番のポイントでしょうね。確かにここを取られなければ全く結果は違ったでしょう。ただ、ラップ的には12.3-10.5で割と速い。マーズさんはこれまでそんな速いテンで先行した経験はないので仕方ない気がします。個人的な意見ですが、マーズさんは逃げ馬ではなく差せるタイプの先行馬という位置付け。いけるに越したことはそりゃありませんが、プランBとしてあの位置はありでしょう。ミルコが悪いというよりはどちらかというとダノン戸崎のファインプレーでしょう。
【向正面】
②向正面緩みで掛かり気味
1000m地点付近の画像です。映像見れば分かるんですが、12.5あたりのラップで行きたそうに掛かり気味の追走になっています。この辺りの挙動が適正距離マイルだろうなという所以ですかね。
【残り600m】
③勝負どころ動く場所ない
残り600mの地点で動きづらく、まだ脚をためている(ためざるを得ない)状態。
ヴェロックスやサートゥルナーリアは外から徐々に加速態勢に入っています。
【残り300m付近】
④キレ勝負でワンテンポ待たされる
ここから追い出しづらくサートゥルナーリアを待ってから隣に出します。
結果的にはこれも痛かった。カメラワークで分かりにくいですが、ラスト1Fは実はマーズさん前の3頭と離されてませんからね。
③④に関しては良いか悪いかはラップ次第なところもあるので、ここでラスト4Fのラップを確認します。
12.2-11.7-11.6-11.4と3F加速ラップ戦となっていますね。
ということは圧倒的にコーナーで加速して勢いがつけられる方が有利なんですよね。直線でワンタイミング待つなんてどんだけ不利なことか。③④は結果的に致命的な不利でした。
ただ、ペース的にスローだったわけでもないのでミルコに非があるかと言われると難しいところ。
マーズさんはG1級のキレ勝負に対応できるほどではありませんが、キレない馬ではないので、仮に馬場がもう少しタフで12.2-11.7-11.6-12.4などであればワンテンポ待ったおかげで差し切っていた可能性もありますしね。そこは結果論なので騎手を責めるのは違うかな。ただ、もっと積極的に行って欲しかったという意見も分かります。
最後に、もう一度皐月賞やるよ。
って言われたら◎アドマイヤマーズにします。それくらい恵まれない可哀想な皐月賞になりました。レース後の今でも、前3頭とも差はなかったと思います。評価を落とす必要はありません。(古馬になって成長しなさそうなので、単なる朝日杯馬になってしまう懸念あり)
NHKマイルは巻き返そうぞ!!
桜満開🌸桜花賞!平成最後のヒロインは!?
おはようございます。
久しぶりの更新ですが、桜花賞の予想です。
まず土曜の阪神芝状態の確認。
1.33.8 35.6-34.1(-1.5)スロー
12.8-10.9-11.9-12.3-11.8-11.3-11.2-11.6
阪神牝馬S 1.33.6 35.6-33.6(-2.0)ドスロー
12.5-11.1-12.0-12.3-12.1-11.0-11.0-11.6
馬場傾向としては直線が異常に軽い
ことが挙げられます。2レースともスローバランスではありましたが、展開に加えて向正面と直線の芝の状態も影響していることでしょう。直線の馬場の軽さは異常レベル。また、逃げ馬も少ない今回の組み合わせで速くなることも想像し難い。
と言うことは…
前目から上がりを出せる馬が良い!
(当たり前すぎてすみません笑)
ということになります。
なので◎グランアレグリアです。
休み明け?早熟?出遅れ?ユーチューバー?など様々な不安点が取り上げられています。が、
1番強い馬(1番完成度の高い馬)に1番上手い騎手がまたがって1番良い枠に入って1番展開的にも恵まれそう。
これで1番人気ではないのだからこの馬から買う理由には十分。休み明けが不安視されてますが、この馬もともと休み明け以外で走ったことないので気にしなくて良いと思います。
グランアレグリアが前目につけて前が恵まれる展開で連れてくる馬は?と考えた場合、
◯ダノンファンタジーになってしまいますね。
グランアレグリアをばちばちに意識している川田騎手はおそらくグランを完全に見れる位置でレースすると思う。ダノンにはそれをできるテンのダッシュ力があるし、騎手の性格的に前目に付けると思う。前目有利の馬場で逃げ馬が少なく、強い馬が3〜5番手にいるならこの2頭で決まってしまうと予想する。
ヒモには前に行ける馬と上がりが使えて3着に入ってくる馬をチョイス。
◎グランアレグリア
◯ダノンファンタジー
▲クロノジェネシス
△エールヴォア
△アウィルアウェイ
△アクアミラビリス
△シゲルピングダイヤ
ここまで。
馬単◎→◯1点
3連複◎◯-▲△5点
3連単◎→◯→▲△5点
3連単◎→▲→◯1点
絞って勝負です。
あ、雨降らないでね。
1番お得な馬券はどれだ!?控除率のカラクリ編
お久しぶりでございます。
本日のコラムはずばり!
"1番お得な馬券はどれだ!?"です。
(猫だけどぽちです)
最高6億のwin5、みんな大好き3連単、男は黙って単勝。などJRAには様々な券種がありますよね。皆さんはどの券種がお得だとお思いでしょうか?
おっと、ちょうどいいタイミングで博士とぽち助手が控除率について話をしているようですね。少しのぞいて見ましょうか。
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博士『ぽちくん、JRAの券種で何が1番お得だと思うかい?』
ぽち「僕、最近、控除率の勉強しました!単勝・複勝が80%なので1番お得だと思います!」
ぽち「でもJRAスーパープレミアムというイベントがある日は全て80%になります!この日に買えば1番お得です!」
博士『おぉ!よく調べておるな。感心感心。では、今日はもう一つ進んだ控除率のカラクリを紐解くぞい。』
博士『実はJRAの控除率はある条件を満たすと80%を超える馬券が2種類あるんじゃが…分かるかな?』
ぽち「え?うーん…わからないなぁ」
博士『ヒントは先週じゃぞ。』
ぽち「あ、分かりましたよ!win5のキャリーオーバーですね!」
博士『正解じゃ。ではなんで80%を超えるのか、先週3/10の例をとって控除率を計算してみるぞい。』
A.3/3週のキャリーオーバー分 464,985,570円
B.3/10週の売上×控除率0.7 2,302,884,800×0.7=1,612,019,360
なので今回返ってくるお金は
A+B=2,077,004,930 になるぞい。
控除率=払戻金総額/購入金総額だから
2,077,004,930÷2,302,884,800=0.902
ぽち「ホントだ!すごい!お得な馬券がありましたね!」
"キャリーオーバー後のwin5はお得"
ぽち「博士!?もう一つは何ですか?」
博士『おお、そうじゃった。ぽちくん、先日の課題は済ませたかな?』
ぽち「はい!アンケートですよね!皆さんにご協力いただきました!」
競馬クイズ(上級編)
— ぽた@ウマの武器屋さん (@pota_uma_a) 2019年3月7日
JRAはレースが始まると
堅い決着でも荒れた決着でも
同じだけ儲かるので
結果は気にしていない。
◯か×か
ぽち「やっぱり◯と答えた方が多いですね。僕も◯だと思います。控除率は決められていますから。正解はどちらなんですか?」
博士『正解は×じゃぞい。いつも当てはまるわけではないが、JRAは荒れると得をするんじゃぞい。正しくは断然1番人気が来ると損をするんだぞい。』
ぽち「…?博士!分かりません!」
博士『では具体例を出して説明するぞい。先週の記事で紹介したダイヤモンドSの結果を使うぞい。』
〈オッズ〉
〈結果〉
博士『圧倒的な人気を背負ったユーキャンスマイルが勝ったレースじゃぞい。』
博士『このレースを先週学んだ配当のルールに当てはめてみると以下のようになるぞい。』
⦅記号のおさらい⦆
W:当たった馬券の投票数
D:外れた馬券の投票数(除外馬除く)
P:馬券的中対象(単勝なら1、複勝なら3)
R:控除率(単複なら80%)
ぽち「先週も思ったのですがサンデームーティエとカフェブリッツは払戻金と計算理論値が同じですけど、ユーキャンスマイルは計算理論値が88円で払戻金が110円になってますよね。」
博士『良い質問じゃ。そこが今回の話のミソじゃぞい。』
博士『JRAが定めた控除率計算式を当てはめるとユーキャンスマイルの複勝配当は88円になるぞい。』
博士『的中したのにお金が減ることはあり得ないので、本来なら配当100円になるはずじゃが、JRAにはこんな制度があるぞい。』
ぽち「名前だけ聞いたことありますね。」
博士『本来なら100円元返しのオッズでもJRAの優しさで110円帰ってくるぞい。』
博士『では、110円帰ってくる場合のユーキャンスマイルの複勝の控除率を計算してみるぞい。』
博士『投票数Wに1.1かけた値が払戻額(W+ D/P)×Rになるから、計算するとR=0.996になるぞい。』
ぽち「控除率99.6%!?ほとんどそのまま帰ってきてるじゃないですか!?すごい!」
博士『ちなみにユーキャンスマイルが馬券外になった時と比べてJRAは4780万円も多く払戻ししてくれているのだぞい。』
【まとめ】
博士『キャリーオーバー後のwin5と1.1倍の複勝。これが控除率の面から見た場合、最強の馬券種ということになるぞい。』
博士『ただ、ぽちよ。どれだけ控除率がお得な馬券を買っても、当たらなければ0倍じゃぞい。』
ぽち「がんばりまーす。」
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みなさま。いかがだったでしょうか。
控除率という面から考えると
"1.1倍の複勝が最強"
という記事でした。
こんな記事初めて読んだ。と思っていただけたなら幸いです。
これからもよろしくお願いします。
どうして幅があるの?複勝オッズの決まり方解説します!
おはようございます。
今日は複勝オッズの仕組みのお話と仕組みから考えると人気薄の馬の複勝は損だよ。というお話です。
そもそも、皆さんは払戻方法についてきちんと理解していますか?
勝ち馬投票券の払戻金は以下のように定義されています。(JRA.HP引用)
お役所感ある難しい文章ですね(笑)
要するに、
W:当たった馬券の投票数
D:外れた馬券の投票数(除外馬除く)
P:馬券的中対象(単勝なら1、複勝なら3)
R:控除率(単複なら80%)
と言うことですね。
先日のダイヤモンドSを例にとって説明します。
〈オッズ〉
〈結果〉
圧倒的な人気を背負ったユーキャンスマイルが勝ったレースですね。
このレースの配当をさっきの先に当てはめてみると以下のようになります。
複勝100円買うと
ユーキャンスマイルは88円
サンデームーティエは680円
カフェブリッツは210円
の払い戻しになりますという事です。
次は各馬の得票数とそれを均等割したオッズの計算表載せます。(得票数はJRAのHPから見れますよ)
サンデームーティエさんは得票率1%…
1%の人しか当たっていないのに6.8倍しか付いていないんですよね…
1%しか当たらないということは、得票数の80%(控除率)をかけた額を1/3したら26.6倍の価値があるはずなのに、実際は6.8倍しかありません…これは割に合わないですよね。
逆にユーキャンスマイルさん。72%の人が投票しています。理論上0.4倍になりうる率なのに、実際は110円。ズルくないですか?せめて100円でしょ。これ。
この面から考えると穴馬の複勝がいかに割りに合わないものかと考えさせられます。
次回はこの現象を逆の視点で見た記事を更新予定です。
いざクラシックへ!前哨戦回顧〜混沌の弥生賞
こんばんは。
久しぶりの更新です。毎週毎週ブログ更新するのは意外と大変で、先週は忙しさと体調もあり、かけませんでした。
でも、回顧派の人なので回顧記事だけは頑張ります。カラムも頑張って書きますが不定期にして、少し内容を濃くしようかなと思っております。よろしくお願いいたします。
さて、今日取り上げるのは
弥生賞。
春のクラシックの最重要トライアル。このレースが本場に直結するか、しっかり見て行きましょう。
まずは弥生賞から。
弥生賞 2.03.3 61.8-61.5 ミドル
12.7-11.7-12.5-12.5-12.4-12.3-12.2-12.1-12.3-12.6
2F以外は綺麗にほぼ同じラップを刻んでいますね。最後時計がかかっていますし、おそらく差し競馬となったでしょうか。では見て行きます。
【スタート】
シュヴァルツリーゼ (黄色帽)が不利を受けました、出遅れたというよりかは青帽のサトノに寄られた分下げざるを得なかったと言ったところ。スタートでこれされると結構キツイんですよね。
【向正面】
まずはこの2枚をご覧ください。(ラバストーンについてではありません(笑))
1枚目:1000m通過
2枚目:1400m通過のシーンです。
ラップ的には12.3-12.2のところです。後ろの2頭は残り800mくらいからスパートをかけて追いついた。そのまま惰性で飲み込んだ。形。
角度を変えて正面からもう一枚。
写真でも明らかにわかるくらい内側荒れてますね。離れた2頭は馬場の良いところを周りに馬を置かずスムーズに走れたものの裏付けです。
【4角】
で4角。ブレイキングドーンとシュヴァルツリーゼは加速の惰性でそのまままくりに入ります。馬券内の3頭は外を回した差し馬。12Rを見ればなお分かりやすいですが、明らかに内は苦しい馬場でした。上位3頭(特にブレイキングドーンとシュヴァルツリーゼ)は展開+馬場に有利でした。次に繋がるかは微妙。全体として皐月賞へは厳しいかな?
シュヴァルツリーゼはまだまだ幼いレースぶりでしたし、軽い馬場で瞬発力勝負の方がパフォーマンスも上げそうなので今後も注意ですね。
個人的にこのレースの不利判定は
カントルです。
明らかに悪い内を通りっぱなしで3着タイム差なし。次青葉賞で内枠なら◎ですね。プリンシパルは人気してしまいそうで嫌だなぁ。
豪華共演!中山記念展望
おはようございます。
今週の重賞は中山記念です。
ということは来週は弥生賞?え?もう3月?とやや戸惑いのぽたです。
では中山記念の予想オッズを(netkeiba参照)
G1馬が5頭と豪華な前哨戦にですね!
ハッピーグリンはレース選べば重賞で戦えると思うのですが、かわいそう…
1人気 ディアドラ ルメール
ぽた指標ではアーモンドアイに勝てる現役馬筆頭のお馬さん。去年みたいなよくわからないローテではなくて今年はもっと中距離路線の王道を走ってほしい。斤量も昨年は牝馬限定重賞しか勝っていないので54kgでの出走。後方からのレースだと思うが、近年の中山開幕週は差しが決まるコース。不安点としては海外帰り+ハービンジャーの短縮休み明け+牡馬一線級との戦い。と意外と多く、1人気で軸として買いたいかと言われると悩むところ。
2人気 ステルヴィオ 丸山
評価が難しいお馬さん。ダービーは距離が長い&展開不向きで参考外として、1800m以下なら(4.3.0.0)とパーフェクト。ルメール→クリスチャン→ビュイックときて丸山なので騎手不当評価を受けそうですが、乗り難しいタイプでもなく問題なさそう。毎日王冠は展開不利も力の差を見せる2着。かたやマイルCSは内枠からどハマりの1着。この馬の適正人気が正直分からないので△で濁す形になりそう。
3人気 スワーヴリチャード ミルコ
今回のレースの難所。この馬の取り扱い次第で悲喜が決まりそう。中山が不得意なのはすでにみんなに知れ渡っていること。もうこうなった時点でオッズに現れる。実際、このレースが東京1800なら1人気確定だろう。大衆心理としてこれだけメンツが揃えば、誰かを嫌いたくなるもので、"58kgで休み明けの右回りスワーヴリチャードはいらんやろ"と1番しっくり来る理由をすぐにつけられるこの馬は不当にオッズが下がりそう。なんだかんだで1番美味しいオッズになる可能性もある。
4人気 エポカドーロ 戸崎
皐月賞馬で昨年のクラシック主格級の1頭。ここ2走は出遅れに瞬発力勝負と不向きなレースが続いており参考外。どんなコースどんな距離展開でも34.5〜35.5くらいの上がりで粘りこむ鈍足タイプ。トライアルタイプでは無いが、中山替わりは歓迎だろう。あとはアポジーが出ればレースがしやすい。近年の中山開幕週外差し高速馬場なら末脚3頭に差されそうな気もする。常識的な馬場ならもちろん有力。
5人気 ウインブライト 松岡
さて、困った。中山金杯勝ち後の回顧で
『次は中山記念かな?次も有力でしょう。相手が重たくなるので人気もあまりしなさそうなら買いたいな。』
と書きましたが、4強に食い込む人気ですか…力的には中山なら通用するはず、エポカドーロと同じでアポジーの後ろで競馬できるなら力は出せるだろう。あとは人気次第。みんな同じように思うなら買ってはいけないお馬さんですね。
あとはラッキーライラックの復帰戦。いい感じに負けていただいてヴィクトリアマイルで狙いたいけど、ここ負けても人気でしょうか。